ミライの作り方という本を読みました。
(ミライのつくり方2020―2045 僕がVRに賭けるわけ (星海社新書))
前半はGOROmanさんの生い立ち
twitterではGOROmanという方をフォローしていたのですが、
あまりよく知りませんでした。
彼の生い立ちなどが書かれていて、なるほど、面白いなぁと
思いました。
愛知県の豊橋出身で、私と同世代の人(40代)みたいですね。
お隣の県ということもあり親近感が湧きましたw
この世代は、マイコン世代なのです。
PC6001mk2とか、MSXとか。
GOROmanさんはPC6001mk2を持っておられたようで。
私と違うのは、プログラムをがっつりやっておられるところですね。
ゲームを作ったり。
そしてパソコン通信にはまっていたそうです。
パソコン通信かぁ。電話代が高そうでやれなかったなぁ〜。
そして、ゲーム会社に入り、Oculusにハマり、Oculus日本法人を
作られたんだったかな。
行動力がすごいですね。
前半はGORO-manさんの生い立ちで、後半はVRについてです。
VRのミライのところが特に惹かれました。
VRで作業するときに、ディスプレイの四角い制約がなくなり、
空間を広く使い、そこら中にバッーと資料などを広げて作業できる
というあたりなど、VRに可能性を感じます。
VRで国家の概念が変わるというのも面白い。
キモズムとは
VRを一般化するためにはキモズムを超えなければいけないというのは、
確かに!と思わされました。
キモズムとは、出始めたガジェットなどをキモいと感じる人が
たくさんいる状態のこと。
私も大学のとき、 PCのプログラムの授業があったのですが、
そこで簡単なBASICがわかるというだけで、
女子にキモいといわれましたからねw
理工学部だったにも関わらずですよ!
特に仲がいい人でもなかったんですけど、なんかショックでしたw
それが今では出来ない人がいないくらいになりました。
そのキモズムですが、イノベーターというのは人口の2.5%くらいいるらしく、
その数はずっと変わらない。
それを遺伝子で説明しています。
例えばフグを初めて食べるような人たちがイノベーターだと。
すべての人がすぐに飛びついたら、人類が滅んでしまうリスクがあるので、
一部の人だけが新しいものに反応するのではないかと
書かれていました。
なるほど〜という感じです。
"女子高生が使い始めると、やっと一般化の兆しがみえる。"
確かにそうだと思います。
その点VRはまだまだですね。
女子高生からしたらVRをやっている人ってキモいのかもしれませんw
ただGOROman氏が言うように、VRはパソコン、スマホなどと同じ経路を
辿っているように見えます。
なので、いずれ一般化するでしょう。
そのためには使い勝手と、デザインが大切ですね。
普通のメガネと同じほどの大きさになったら一気に普及すると思います。
それまでは8ビットパソコンと同じ道を通るのかなw
結果:Oculus GOが欲しくなります^^
とりあえず、Oculus GOが欲しくなりました^^
PSVRは持っていますが開発ができないので、ね。
この本はVRに対するモチベーションを上げてくれる本だと思います。
こういうGOROman氏のような方がいるならば
VRはもっと面白くなると感じました。
講談社
売り上げランキング: 839