MSXで開発するのはエミュが色々とやり易いですが、
プレイするのは実機でやりたいところ。
フロッピーディスクがファイルのやりとりをするのが一般的なのですが、
今やWinにFDDはありません;
MSX2のFDDも壊れていることが多いですし。
そこでMSX1でもできるデータレコーダー端子?によるファイルの読み込みをします。
なんてことはありません。
通常MSX1は、カセットテープからデータを読み込んでいましたが、
それをWinのwavファイル(音声ファイル)を読み込みます。
カセットテープはあのピーガ、ガガガという音声ですが、
エミュで作ったcasファイルのデータを、あのピーガ、ガガガという音声に
変えて読み込みます。
この方法だと、カセットテープの寿命を気にしなくてもいい利点もあります。
なにしろ、プログラムを作り放題で、実機で遊べます^^
(今回はMSX BASICで試しています)
結構前にこの方法をされている方がたくさんいたようですが、
最近ではあまり話題にのぼってこないので検索するのに少し苦労しました;
それでは手順を。
webmsxでcasファイルを作る
まず、下のカセットテープのアイコンをクリックし、
その中の、
New Blank Tape
をクリックします。
(空のテープをMSXにセットしたというイメージですね)
プログラムを作って、csaveします。
この時に注意するのは、まだWin PCには保存されていないということです。
忘れずに、
Save Image File
をクリックしましょう。
(この時におそらくダウンロードフォルダに保存されていると思います)
webmsx上で、カセットテープに保存したときにするのは、
cloadなどで、ファイルをwebmsxに読み込んだら、
Rewind Tapeクリックで、
テープを巻き戻さなければいけないこと!
それをしないと再びcloadした時に
I/Oエラーがでますw
妙にリアルに作ってありますね^^
これでcasファイルができました。
MSX Taperで、casファイルを音声に(wavファイルに)
MSXTaperですが、
El programa está disponible para Linux, Windows y Mac OS X.
このプログラムは、Linux、Windows、Mac OS Xで利用できます。
ということなのですが、
macでの使い方がわからなかったのでwindowsでやりました。
こちらからダウンロードできます。
open でMSXに読み込みたいcasファイルを選択します。
そのあとで
wavをクリックし、wavファイルを作ります。
MSX実機にカセットケーブルを刺し、Win本体のヘッドフォン端子につなぎます。
(その場合、LRのどちらからかしか音が出ない場合があります。
できない場合は、端子を付け替えて試してみてください)
MSXでCloadと打ち込みファイルを読み込む
MSX実機で
cloadと打ち込んでリターン!(BASICの場合)
その後、
windowsのMSXTaperのPlayをクリック!
(msxのデーターレコーダーなら自動で読み込みますが、winの場合は手動で)
見事読み込みができると
Found ファイル名
が表示されます。
(できない場合は、winのボリュームを調べてみてください)
まとめ
これで、MSXのプログラムが作り放題です^^
エミュで作って、実機で動かすという夢がかないました!
昔、MSXで作ったり、カセットテープで発売されたゲームをエミュでプレイする
という説明サイトはたくさんあったのですが、
その逆は割りと少なかったので、今回記事にしました。
私のテレビは、1画面を分割し2画面表示できるタイプなので、
左の画面をwindows、右の画面をMSXとして遊んでいます^^
まぁMSX実機で動かすというのはただの趣味かもしれませんが楽しいんですよね!
特に小学生のころから使っているMSX実機で動かすのは、
子供のころからの夢がかなったようでたまらないのです^^
あの頃は、ゲームが作りたいと思ってbasicを勉強したりしたけど、
結局ゲームは作れなかったのです;
VRAMの知識はまったく無かったし、多色刷りのPCGなんて極秘の
テクニックだったようなw
マシン語なんてまったくわからなかったですしね^^
大人になってマシン語もなんとなく理解できるようになってきて
いろんなことができる様になってきました。
これぐらいの知識が小学生の頃あったら、
毎日ゲームを作っていただろうなぁ~^^
友達に遊んでもらったりしただろうなぁ~。
そういえば、同級生達とゲーム製作サークルを作っていたけど
だれもカラフルなゲームは作れなかったなぁ、なんてことを
思い出しました^^
みなさんも実機につないで、このサイトで説明しているゲームの作り方などを
読んだりして、子供の頃の夢を叶えてみてください^^
unityでゲームを作るのとはまた違った喜びがあると思います^^
こちらもどうぞ^^