16x16ドット絵 のキャラクターの描き方を紹介します^^
また。市販品のゲームをこと細かく分析していきます(ΦωΦ)
最終的には、ファミコン・MSXの16x16ドット絵を
上手に描けるようになって、
ゲームに使用したいです^^
僕の場合は、まず目標が、
16x16ドットのキャラクターの絵を学んで、
自作のMSXのゲームに役立てることができたらなぁ〜と考えています。
MSXに限らず、ファミコンのドット絵の描き方がわかると思うので、
8ビット風レトロゲームや、ファミコンっぽいゲームも作ることが
可能だと思います。
このページのキャラクターデザイン分析を見ることで、
みなさんのドット絵の描き方を学ぶのに役立てていただけたら本望です^^
- 使っているドット絵お絵かきツール レビュー
- MSX キャラクター部位画像 一覧
- ドット絵 キャラクターの描き方
- 正面の顔を描く具体的な手順
- MSX 16x16ドット絵 キャラクター顔の描き方の分析
- 横顔を描く具体的な手順
- MSX 16x16ドット絵 キャラクター横顔の分析
- 斜め横顔の描き方
- MSX 16x16ドット絵 キャラクターの足の描き方
- 16x16 ドット絵 ファミコン キャラクターの顔の分析
- キャラクター 16x16ドット絵の描き方の研究のまとめ
使っているドット絵お絵かきツール レビュー
TinySprite
私の場合は、MSXでドット絵を描いていることもあり、
Webサービスの、
TinySpriteさんのページを利用させてもらっています。
TinySprite 0.7.0 - MSX Sprite Editor
ドット絵の描くのには最低限の機能なのですが、
MSX BASICのスプライト表示プログラムを
吐き出してくれるところがお気に入りです^^
MSX用の16進数のDATAを吐き出すので、とても重宝します。
DotEDITOR
ファミコンっぽいゲームやMSXっぽいゲームを作るのに
利用出来るのが、
有料iOSアプリのDotEDITORです。
作者様のサイトはこちら。
アプリなので、待ち時間などにポチポチとドット絵を
描くことができます。
かなり優秀なアプリだと思います。
MSX キャラクター部位画像 一覧
まずはMSXです。
MSXは16x16で2色のキャラクターが多いですね。
ファミコンは3色なので、少し複雑になりますので、
まずは基本の2色キャラクター(スプライト)から(・∀・)
ドット絵 キャラクターの描き方
MSX編
正面の顔を描く具体的な手順
まず輪郭となる丸を描きます。
9x8ドットの丸です。
または、
10x8ドット、10x9ドットの丸を描きました。
今回は10x9ドットの輪郭での描き方です。
黒で縁取り、目を描いてみます。
そして髪を追加!
ハイドライドⅡのキャラに少し似た髪型にしてみました(*´ω`*)
大きめの顔のほうが今っぽいかなぁと思います^^
アレンジをするために、市販品のキャラクターの分析を書きます。
MSX 16x16ドット絵 キャラクター顔の描き方の分析
ハイドライド
特に注目したいのが、目と目の間の間隔とアゴのライン、
髪型あたりですか。
ジムくんは、目の間が1ドットです。
アゴの下の部分は、3ドット。
目の縦の長さは、どんなゲームもだいたい2ドットですねぇ。
たまに1ドットのもあるのかな。
(少し下にまとめています(*´ω`*))
ハイドライドⅡ
髪のでている主人公と、鎧を着ている主人公です。
目の間隔は1ドット。
アゴは3ドット。
これはハイドライド1の時と変わらないですねぇ。
ただ鎧を着ているときは、顔の横幅が狭いのです。
どうでしょうか?
目の間隔が1ドットなのは、ハイドライドの特徴でしょうか?
目の間隔の描き方
1~3ドット離れています。
どうでしょうか?
目の間隔によって印象がかなり変わります。
髪の描き方
髪を分けるところは、
このように段差になっていて、右下の部分が2ドット以上になるみたいですねぇ。
魔城伝説Ⅲ シャロム
目の間隔が2ドットです。
アゴの下は、驚異の6ドットです!
かなり顔が平べったい印象があります。
そして特徴的なのが耳ですね。
目の横が2ドットなのはよくあるのですが、そこに
耳があることで横に長い顔になりました。
でもちょっと魅力的なお顔ですよねぇ〜(*´∀`*)
耳:
耳ですが、
上:目の横の幅が1ドット
下:目の横の幅が2ドット
髪は、上に書いたように分け目がでています。
ドラゴンスレイヤーⅣ
かなり特徴的なお顔です^^
目の間隔が3ドットですよ!
でもなんかいい感じ(・∀・)
そして特徴のある口ひげ、耳。
アゴは7ドット。
癖がありすぎる〜w
(髪型は、真ん中分けです。これは普通w)
女性編
ドラゴンスレイヤーⅣ
目の間隔は安定の2ドット。
まぁ2ドットは普通の印象が強いですねぇ。
アゴは4ドットです。
まぁ可もなく不可もなくといった感じですね。
髪型の描き方:
特徴は髪飾りですか。
女性はこういったものをつける傾向があります。
髪型は一直線。女性に多いです。
目の間隔は2ドット。
目の横も2ドット。
アゴは一番多い4ドットですね。
特徴は髪型ですね。
ツインテールです。
そして何気に、ハイドライドⅡのところに書いた分け目ですね。
魔城伝説Ⅲ シャロム
僕は、このお顔が一番好きですw
目の間隔が2ドット。
アゴは4ドット。
特徴的なのが、耳です。
スタンダードながら、耳があることで個性がでています。
髪では、ティアラですか。
髪型は一直線。
まぁ美女ですね!
アフロディーテさんです。
目の間隔は1ドット。
先程のプリンセスさんとの違いは、目の間隔です。
でもかなり印象が変わります。
あとアゴが5ドット。
ちょっとユーモラスな感じがでています。
髪型は真ん中に、1ドット開けた真ん中分けです。
(目の間隔が1ドット、3ドットの場合にできる髪型です)
横顔を描く具体的な手順
横顔を描き方は、まず丸を描くといいと思います。
長辺は、横5ドット:縦4ドットです。(9x8ドットの丸)
または、
こちらは、長辺 横6ドット:縦4ドット(10x8ドットの丸)
この丸の形で印象が大きく変わります。
この丸から、黒を足して行く方法で、顔を描くといい感じになります。
その次に、縁取りと目を描いてみます。
そして、下で紹介している、カシオの"一寸法師のどんなもんだい"
というゲームキャラの
耳のついた髪を入れてみます。
それっぽくなったのではないでしょうか?
それでは 具体的に市販のゲームを深く見てみましょう(・∀・)
MSX 16x16ドット絵 キャラクター横顔の分析
MSXのドット絵のキャラクターは2色が多かったように思います。
(初期の頃は1色でしたが)
まずは主人公キャラクターの描き方を習得したいと思います。
注目すべきは、
・顔の輪郭
・目の位置
・髪型
など
ハイドライド1
MSXといえばハイドライドです(´ε` )
そのジムくんの描き方を分析!
目の大きさは2ドット。
大体のゲームが2ドットだと思います。
(ちょっと個性を出したいなら、ここを変えるといいかも。
目の大きさを1ドットにしたり、3ドットにしたり)
目の位置は、上から4ドット。
正面から3ドット目(輪郭を考慮すると1ドットの隙間)
顔の大きさは8ドット。
8x8ドットに収まる感じです。(角は別にして)
顔の前面は4ドットです。
そこから、上下に2ドット斜めにいっています。
ハイドライドⅡ
ハイドライドⅡです。
このゲームは前作よりも格段に表現力が上がったと思います。
目の大きさは2ドット。これは前作と変わらず。
目の位置は、上から5ドット目(ハイドライド1より1ドット低い(・∀・))
正面から3ドット目。
少し低いため、アゴと接しています。
顔の大きさは、横9ドットx縦8ドットの横楕円。
ボールっぽい輪郭ですねぇ〜^^
髪型は、耳が出ています。
兜をかぶったバージョン。
全部縁取りしないところがミソですねぇ^^
魔城伝説Ⅱ ガリウスの迷宮
MSXの横顔のドット絵の中で、僕が一番好きなのが
このポポロンです^^
色が白と黒の2色ではなく、白と薄い黄色の2色というのが
ポイントです。
目の大きさは、3ドットです。
目の位置は、上から3ドット目。
正面から2ドット目。
顔の大きさは、横12ドットx縦7ドット。
かなり平べったい感じですね^^
この横長が愛着を生んでいるのかもしれません。
ポポロンの描き方は、
最初に横長の丸を描いてから顔を作っていくとデザインしやすいのかも
しれません(・∀・)
顔の輪郭の特徴は、鼻です!
鼻の描き方:
この鼻を含めたアゴまでの、斜めの黄金の3ドット!
ここがカワイイ(*´ω`*)
この顔だと、
ここの黄金の3ドット!(*´∀`*)
コナミ鼻です!
兜は、最初に顔と真っ白の兜の輪郭を描いてから、
中の模様を描いたのではないかと思います^^
一寸法師のどんなもんだい
少しマイナーですが、カシオのゲームです^^
MSXではカシオさんが頑張っていました。
グラフィックが中々綺麗だったのを覚えています(*´ω`*)
目の大きさは、1ドット。
目の位置は、上から5ドット。
MSXでは、4~5ドットがスタンダードみたいですねぇ。
顔の大きさは、横9ドットx縦7ドット。
顔の輪郭は、鼻が目の横についています。
首があることもあって、少しユニークな感じになっています。
一寸法師の小柄な感じがよくでていますね^^
(おでこをもう1ドット長くし、目を2ドットにしたら上のポポロンっぽくなりますよね)
髪は、ちょんまげです(^○^)
ちょんまげの描き方:
ちょんまげで、この2ドットの四角形に、
その下角に1ドットずつ付けると少し尖った感じになるんですね。
これは覚えておきます^^
もみあげの描き方^^:
耳のところのモミアゲもポイントですね。
スタンダードな耳 (*´ω`*)
斜め横顔の描き方
ドラゴンスレイヤーⅣ
少し横顔のパターン。
目を2つ描いています。
顔の右端から1ドット・左の端から2ドットor 1ドット。
こちらの描き方のほうが真横より凝った感じになる感じがします。
まず丸を描いて、中央より横に目を描きます。
左下にドットを追加。
こんな感じで描くといいのではないでしょうか。
らぷてっく2
僕が大好きな"らぷてっく2"です。
MSXの2色モンスターでは最高峰だと思っています^^
背景が青なので、それをうまく使っています。
特徴的なのが目です。
モンスターの目の描き方:
それぞれ目の大きさが違います。
丸の1辺が2ドットが基本で、それを3ドットにしたり、横だけ3ドットだったり。
基本形
(16x16ドットにおいて丸というのは、この形が最小単位なんですね。
実は知らなかったんです^^; いつもめちゃくちゃ描いていました(^_^;))
真ん中の目玉は1ドット。つぶらな瞳にしたいときは2x2ドットなど、大きくします。
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MSX 16x16ドット絵 キャラクターの足の描き方
一番わかりやすい2パターンです。
基本型1
3x3ドットの正方形の右足と、横1ドットの左足。
右足の中腹に、左足がきます。
基本型2
こちらは横1ドットずつです。足の間は3ドット。
この2つが基本形となると思います。
それでは市販ゲームの具体的な例を。
ハイドライド1
基本型1よりも少し脚長です。
基本型1に適当に黒で縁取りしてやるといい、かな。
ハイドライドⅡ
基本型1です。
縁取りがいい感じです^^
妖怪探偵ちまちま
何気にキャラクターの造形がカワイイのが、
この"妖怪探偵ちまちま"というゲーム。
基本型2です。
基本型2をアレンジした感じですね。
足を投げ出す感じです。
パターンとして覚えておきたいところ(*´ω`*)
基本型2の超アレンジです。
足の幅ですとか変えるといいよね、っていう例ですね。
こちらも基本型2です。
足の正面はこの基本型1と基本型2をアレンジすれば、
だいたいイケる感じになると思います。
足 横向きの描き方
ハイドライドⅡ
両足を揃えたドット絵と、足を開いたドット絵です。
ガリウスの迷宮
足を開いたドット絵がとてもうまい!
つま先が曲がっている感じがよく出ています。
らぷてっく2
3パターンあります。
特に注目すべき点が、足を開いたドット絵の描き方!
これはとても躍動感があり、足パターンの傑作ではないでしょうか^^
ファミコン編
16x16 ドット絵 ファミコン キャラクターの顔の分析
ファミコンのスプライトは3色使えたので、
かなり表現できます。
それだけドット絵の描き方が難しいかも^^
ゼルダの伝説
目の間隔は2ドット。
アゴが4ドット。
ファミコンは3色使えるので、縁で顔の輪郭を表現する必要がありません。
そのため、口をつけることができます!!!!
目と髪は、同じ色なことが多いですね。
リンクの場合は帽子をかぶっています。
耳が大きいですね^^
ハイドライド スペシャル
MSXとはかなり違いますねぇ。
さすがファミコンといった感じです。
目の間隔が2ドットです!!
アゴは4ドット。
縁がないので、顔が小さくなります。
MOTHER
かなり個性的ですよね〜^^
ファミコンは帽子をかぶらせたり、兜を被ったりしているキャラが多いですね。
頭に2色使えるので、キャラを映えさせるための描き方、かな?
目の大きさが1ドットです!
そして鼻。
ファミコンで定番の口。
アゴの斜めのラインが特徴的です。
3ドット等間隔で斜めになっているのは珍しい^^
MOTHERっぽいキャラを出そうとすると、ここ辺がポイントですかね。
個人的には耳があるのと、無いのでは印象がかなり変わります。
ドラゴンクエスト3
ドラクエ3では、顔の構造はこのパターンが多いですね〜。
目の間隔は2ドット。
耳があり、
そして、アゴは6ドットです!
しかも目の下が1ドット。
横アゴが長いと個性的な感じになります。
ちょっとかわいいかも(・∀・)
髪が逆立っているのもポイントです。
こちらも顔の描き方は同じ。
頭が長いのがポイントかもしれません。
顔3ドットに対し、頭が5ドット。
かなり特殊な例ですね。
おじいさんを描くときの参考になりそうです。
ドラゴンボールZ
悟空です。
目の間隔が2ドット。
ファミコンは2ドットのキャラが多いのかな?
アゴは6ドット。
MSXでは少なかった、アゴ6ドットが多いですねぇ。
前髪の描き方が参考になりそうです^^
髪が特徴的です。
やっぱりファミコンで髪の毛のキャラは、地味に見えてしまいますね^^;
ドラゴンボールというキャラゲーだから髪の毛ですが、
なんか被るキャラが多いのがわかる気がします。
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キャラクター 16x16ドット絵の描き方の研究のまとめ
MSX 16x16ドット絵の特徴
16x16ドットの絵の中で、顔の占めるのは、8〜9ドットほどに
なる場合が多いと思います。
目:
目の間隔が1~3ドット
一番多いのが、2ドット。
(注:顔です)
目の横の幅は1~2ドット
目の間隔が1ドットの時
目の間隔が2ドットの時
耳の有無
目の間隔が1ドットの時
上はちょっと顔が狭い感じがします。
下は、ちょうどいい感じです。
大きい顔ですが、収まりがいいかもしれません。
目の間隔が2ドットの時
目の横の幅は上:1ドット
下: 2ドット
上はスタンダードな感じがしますが、下はかなり顔が大きいです^^
でも最近のレトロ風ゲームは、横に顔が大きいものが多い気がします。
耳があるとかなり顔が大きくなりますね。
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アゴは3~5ドット。
目からアゴまでの長さは3ドットです。
これはほぼすべてのキャラで、ですね。
(輪郭がない場合は2ドット。
でも輪郭コミで2ドットでも面白いかもしれないですね)
髪型の描き方は、分ける、一直線、真ん中分けです。
ファミコン 16x16ドット絵の特徴
目の間隔が2ドット!
ちょっとみた感じでは、ほとんどのキャラがそうなっていますねぇ。
アゴ 4~6ドット。
意外に横アゴが広めのキャラが多い。
口のあるキャラも結構いる。
MSXでは口をつけるのが難しいので、3色のファミコンならではですね。
帽子などを被っている。
ただの髪の毛だと地味になってしまうので、帽子、兜などを被っています。
縁取りがあるキャラと、ないキャラ。
髪が黒いと縁取りがしやすいみたいです。
これはデザインによります。
MSXの場合は、縁取りがないとよく分からなくなりそうですが、
ファミコンはお好みで!という感じです。
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MSXとファミコンのドット絵の描き方ではかなり違いますね。
実際にゲームを作るのに、
MSXの場合は、実機やエミュでBASICでゲームが作れるのですが、
ファミコンはちょっと難しいんです。
(マシン語かな)
16X16ドット絵の描き方を習得して、
スマホやPCで、なんちゃってファミコンのゲームを作るときに
役立てていただければ、って思います。
(最近では実機で動くファミコンゲームの開発も盛んですね^^)
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時々みてみると、凄いものが入荷していることが
ありますョ(・∀・)
一度、チェックをよろしくお願いします〜^^