ファイティングストリート
ハドソン / CAPCOM
CD-ROM2
格闘ゲーム
みなさんご存知のストリートファイターⅡの前作、
ストリートファイターのPCエンジン移植作です。
ファイティングストリートとは
久しぶりにプレイして思ったのですが、
今の目線でみるとかなり荒削りな格闘ゲームです。
いや、どちらかというとアクションゲームだなぁという感じがします。
格闘ゲームはストⅡで、そのスタイルは完成されたので、
その前作であるファイティングストリートは、
下手したらクソゲー扱いかもしれません;
しかし、このファイティングストリート(ストリートファイター)が
あったおかげでストⅡが生まれたので、
とても重要なタイトルなのです。
今現在プレイする、ファイティングストリートは、
格闘を楽しむというより、歴史を追うのを楽しむという楽しみ方をすると
楽しめると思います。
それまで格闘ゲームというと、イーアールカンフーなどになると思います。
(MSX版が大好きでした!)
そこからの進化なのです。
まず相手との逆を入力すると防御。
これはかなり直感的な操作方法でした。
それまでのゲームって防御っていうのがないのが普通だったので
少し衝撃を受けました^^
次に1vs1のタイマン。
これはイーアールカンフーでもそうなのですが、かなり燃えました。
漫画に出てくるようなタイマンをするわけですから。
当時私は、漫画の修羅の門が好きでよく読んでいたのですが、
あの時代は格闘がブームでしたね。
世間的にはドラゴンボールでしょうか?
波動拳がカメハメ波みたいで、おお!と思っていました。
世界中の格闘家と対戦してあるくというのが、漫画のようで好きでした。
ゲームって漫画との親和性が非常に高い時代でしたね。
まぁ、小学生、中学生、高校生って漫画読んでいたから当然かな。
背景が非常に綺麗!
世界の名所が見て回れるのが良かったです。
ファイティングストリートの背景は、一枚絵のドット絵でした。
そのころは、容量の関係から、あるパターンの繰り返しのような背景が
多かったのでインパクトがありました。
1ステージが、横に少しスクロールするだけの大きさだったから、一枚絵が採用できたんでしょうね。
(容量的に)
それ以降の格闘ゲームの背景は芸術的なドット絵が多かったですねぇ。
かなり好きだったので、一時期、ネット上にある格闘ゲームの背景画像を集めておりました;
それから、必殺技の存在!
波動拳、昇竜拳、竜巻旋風脚。
ファイティングストリートでは、これらの技が非常に出にくくなっています。
いや、本当にでないんですよ!
しかし、このゲームを進めるのは必須の技です。
1発当たれば、4割くらいダメージを与えることができます!!
これらの革新的な要素のおかげで、アーケードでも異彩を放っていました。
PCエンジンの移植はうれしかったですねぇ。
他機種に移植されているのかな?
大キャラで、BGMもよくて。
後のPCエンジン版ストⅡはHuカードでしたが、容量が20Mbitだったのを考えると、
あの時点では、ストリートファイターの移植はCD-ROMでしかできなかったのでは
ないでしょうか?
とても背景とか綺麗でした。
PCエンジンの表現力と、容量の多さに驚いたものです。
世界地図があります。
ストⅡにもでてきますね。世界中の格闘家と戦っている感じがしてワクワクしたものです。
対戦キャラクター紹介
敵は特に必殺技を持っていません。
キャラ選択ができないのもこのゲームの特徴ですね。
アメリカ
JOE
リュウの髪が、赤髪なんです!
顔もちょっと個性的^^な感じでしょうか。
いかにもアメリカ人という感じのJOEです。
小柄な感じですよね。
あまり強くないです。
MIKE
ファイティングストリートで一番覚えているのが、
この背景です!
あまりに綺麗で、インパクトがありました。
ナルトっぽいと思う方もいるのでしょうか^^
日本
RETSU
私は、ファイティングストリートといえば、
このRETSUを思い出します
当時、お坊さんが格闘家というのがインパクトがあって...
お坊さんといえば、アニメの一休さんのイメージだったのでw
一休さんが蹴りとか出しているのを想像して楽しんでいました^^
今思えば、日本の少林寺なんですかね?
GEKI
GEKIは手裏剣を投げてきます。
大した攻撃力ではないのですが、ちょっとやらしいですね。
あと、消えますw
忍者らしくて好きです。
ダルシムも消えました。
イギリス
BIRDIE
BIRDIEはとにかくでかい!
イギリスといえばモヒカン、なのか?
パンクってイギリスなんですよね〜。
EAGLE
こちらも武器を持っています。
ファイティングストリートは武器を使うんですよね。
まあ、ストⅡでもバルログが爪を持っていますが。
綺麗な湖畔のお城です。
中国
LEE
顔グラフィックと外見が違うのはご愛嬌^^
素早い突きが飛んできます。
流派とかは特にないように思います。
この足の開き方が功夫という感じがしますね^^
GEN
GENが苦手です。
タイ
ADON
ストリートファイターがでたときは、
最強格闘技はムエタイと呼ばれていました。
まだグレーシー柔術とか知られてなかったと思います。
SAGAT
サガットがタイガーショット?を撃ってきて時は衝撃でした。
強すぎるって思いましたね。
当時のプレイでもなかなか勝てなかったのを覚えています。
しかし、スタイルが悪いなぁ~w
凝ったボーナスステージ
ボーナスステージがあります。
なかなかインパクトのあるボーナスステージです。
格闘ゲームも初期の頃はボーナスゲームがありましたね。
だんだんなくなっていきましたが。
まとめ
今プレイすると本当に辛いゲームなんです~
まず、波動拳がでないのと、
技を組み立てるという概念がないということ、
敵のアルゴリズムが面白くないということなどです。
ファイティングストリートのプレイ感覚は、本当にアクションゲームという感じなんですよ!
それだけストⅡはすごかったのかもしれませんね^^
このゲームは格闘ゲームが生まれるためには欠かすことのできない名作だと思います。
ただ、今の格闘ゲームになれた私たちからすると、少し辛いかもしれません。
歴史を作ったゲームを体験するという、そういう楽しみ方がいいのかもしれません。
ちょっとしたファイティングストリートの裏技
PCエンジン版は、
ポーズボタンと攻撃ボタンを連打すると、敵が攻撃してこないという裏技?があります。
私は、今ではクリアできない腕になってしまったので、
それを使って画像撮影をしました。
ごめんなさいm(_ _)m
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なお、Amazon専売です〜